取捨選択

【漢字】取捨選択
【読み】しゅしゃせんたく
【意味】必要なものを選び取り、不要なものは捨てる。
【例文1】収納が狭く取捨選択をする。
【例文2】引っ越しで取捨選択をする。
【例文3】クローゼットの中を取捨選択をする。

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自分自身の判断で取捨選択を 

取捨選択は今回の衆議院選挙では厳しいものとなりました。
選挙前の公約や訴えと実際に行う政策が、2014年衆議院選挙で一致していない安倍政権。加計問題や森友学園問題が解決しない中、安倍首相率いる自民党の圧勝を願った人は少なかったと思います。
そして希望の党の出現により、風が動くかと思われたときに小池百合子代表が「排除」という最悪のキーワードを使ってしまい、野党3分裂へと繋がってしまいました。このことにより私たちには「自民党」か「野党第1勢力」かという2者の取捨選択ではなく。「自民党」か「自民党以外のどこかの党」という複数の取捨選択となってしまいました。
結局風は吹かず、支持基盤が厚く、選挙態勢が常に整っている自民党候補への取捨選択へと繋がったと思います。その中で「希望の党」か「それ以外か」を取捨選択した立憲民主党の枝野代表の判断は、選挙結果を見る通り正しかったと思います。「共謀罪(組織的犯罪処罰法改正案)」であれだけ反対した仲間が、本来の政治判断を捨て希望の塔に合流したのに対し、希望の党とは考え方が違うと真っ向から言った枝野氏には正直感動しました。
私にもあと複数回、取捨選択が必要な場面が来ると思います。その時には他人や世間の情勢に流されず、自分自身の取捨選択をしたいと思います。