子はかすがい

【漢字】子はかすがい
【読み】こはかすがい
【意味】かすがいとは木材と木材をつなぎとめるコの字型をした釘である。子どもは夫婦の仲をつなぎとめるとたとえられ、仲が悪くても子どもへの愛情から縁を保ってくれるもの。
【例文1】子はかすがいも子どもが成人するまでの我慢だ。
【例文2】子はかすがいだと離婚に踏みとどまる。
【例文3】子はかすがいだと信じる。

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「子はかすがい」ということわざは考えさせられるものがあります。

私たち夫婦には子どもが居ません。
結婚したのが旦那が40歳過ぎで私が30半ばを超えていたし、私が病気を抱えていることもあり、初めから子は作らないという約束で結婚しました。
私自身、どうしても欲しいという考えではないため普段はさほど感じないのですが、旦那と気まずい雰囲気になったり、義両親とうまくいかないときなどは
「子どもが居たらな…」と思うことがあります。
特にうちの旦那は、何があっても自分の親や兄弟・甥姪の肩を持つので、私は独りぼっちになった気分になることが多々あります。
そのような時、私たちにも子どもが居ればもっと旦那はこちら側の味方をしてくれたのではないか?と思います。
あまりに私ばかり悪者にされると離婚の二文字も脳裏に浮かびます。
そんな時「もしも私が離婚を切り出したら、旦那や義両親は何て言うのだろう?」と想像するのですが、きっと子どもがいないために離婚もアッサリ承諾されるのではと思います。
子どもが居ないからこそ楽でいいという考えも大きいのですが、夫婦や義家族内で揉めた時にも、夫婦仲も修復しづらいだろうと思うと、やはり「子はかすがい」なのかと痛感します。
それを考えると少し悲しくなります。