疑心暗鬼

【漢字】疑心暗鬼
【読み】ぎしんあんき
【意味】疑いが強くなると、何でもないような言動までが疑り深くなるもの。
【例文1】彼は騙されたトラウマから疑心暗鬼になった。
【例文2】詐欺に遭い疑心暗鬼になる。
【例文3】心配性で疑い深くつい疑心暗鬼になる。

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人に裏切られてから疑心暗鬼になってしまいました

私はかつて、信じていた友人に裏切られたり、愛し合っていた彼女に裏切られた事により、疑心暗鬼が強くなってしまったのです。
それまでの私は、人の言う事を素直にそのまま聞いていました。
ありがとうと言われれば、感謝の言葉と受け取り、がんばってと言われれば、励ましの言葉と受け取っていたのです。
しかし疑心暗鬼が強くなってしまってからの私は、人の言葉を素直に受け取れなくなってしまいました。
ありがとうと言われても、本当に感謝しての言葉なのかと疑い、本音は有難迷惑と思っているのではと、勘ぐる様になってしまいました。
また頑張ってと言われても、励ましの言葉ではなく、もっとしっかりやれと言う言葉なのではないかと、考えるようになったのです。
人と言うのは自分が思っている事を素直にいうとは限りません。
時には心の中で思っている事の逆の言葉を発する事があります。
人間とはそういう生き物でありますから、疑心暗鬼にどうしてもなってしまうのです。
だから人に優しくされても、本心から優しくしているのではないんじゃないかと思い、友達を作る事が出来ません。
また彼女を作りたいと考えてはいても、昔裏切られた事が頭の中に蘇り、積極的に作る事が出来ません。
疑心暗鬼のままでは友達も彼女も作れない事は分かっているのですが、どうしても人を信じる事が出来ないのです。