恨み骨髄に徹す

【漢字】恨み骨髄に徹す
【読み】うらみこつずいにてっす
【意味】骨の芯まで恨む。
【例文1】殺人犯を恨み骨髄に徹す。
【例文2】横領した従業員を恨み骨髄に徹す。
【例文3】解雇した社長を恨み骨髄に徹す。

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恨み骨髄に徹すほどの相手とは?

私は高校を卒業したあと、将来建築関係の仕事をしたくて建築学科のある学校に入学しました。バイトをしながら学費を稼いで、毎日まじめに勉強をしていました。
ところが、クラスメートの中には、あまり真剣に課題をやっていない生徒も何人かいました。ときどき、授業で何人かのグループを組まされて、そのグループで制作をしなくてはならないことがあったんですけど、その中にファッションが独特ですごく派手な子がいて、性格はあまり評判がよくありませんでした。
ある日、グループのメンバーで集まってどんなものを作ろうかと話し合いをしていたときのことです。みんなちゃんと取り組んでいたのに、彼女が急に機嫌を損ねて、「こんなグループなんかでやってらんねえわ!!」と大声で叫んで教室を出ていってしまったことがありました。当たり前ですが、みんな呆気に取られてしまいました。
それから、クラスの中でもすごく大人しい女の子と一緒のグループになったときには、その子が誰にも声をかけずに勝手にバイトに出かけてしまったりして、本当に困っていました。その子は「おはよう」などのあいさつも自分からは全然しないし、こっちからしないと返してくれないので、自然と私からもしなくなってしまいました。
恨み骨髄に徹すという言葉がありますが、やはり私は前者の生徒に対してそんな気持ちを抱きました。