朋有り遠方より来る

【漢字】朋有り遠方より来る
【読み】ともありえんぽうよりくる
【意味】亦た楽しからずやと続く。親友が遠くから訪ねて来て、自分と同じ道について語るのは嬉しいという孔子の論語。
【例文1】塾でライバルだった友人が朋有り遠方より来る。
【例文2】朋有り遠方より来ると酒を飲み交わす。
【例文3】再会して朋有り遠方より来る。

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朋有り遠方より来るの意味について

皆さんは「朋有り遠方より来る」の意味をご存知でしょうか?
日常生活でなかなか聞かない言い回しだと思いますが、これは「論語」の「学而編」の中にある一節で「朋有り遠方より来る、また楽しからずや」と続きます。
ちなみに学而編とは論語の第一番目の編(章)のことです。

この「朋有り遠方より来る、また楽しからずや」は、人生の最高の楽しみの一つは仲のいい友達と酒を一緒に酌み交し語らうことであるという意味です。
論語は孔子の教えや格言をまとめたものですが、世界の歴史の中でも偉人とされる孔子がこんな言葉を残していたのが私には意外でした。

孔子は中国の思想家であり哲学者であり、儒家の始祖と言われおり、授業で孔子について教わりましたが「凄い人だなー」くらいの印象でしたが、この一節を知って、急に親近感がわきました。

大人になると、社会の中で働きながら生きていかないといけません。
社会には色々な人が存在し自分と合わない人にも合わせたり、自分が悪くなくても謝罪しないといけない場面があったり、辛い思いや我慢を強いられストレスが溜まる時もあります。

そんな時に価値観の合う、気の合う友達とお酒を楽しみながら話をすることでストレス解消に繋がります。