「八面六臂」とは、多くの方面に目ざましい手腕を発揮すること

「八面六臂」とは、多くの方面に目ざましい手腕を発揮すること。

読み方: はちめんろっぴ

意味:

  • 多くの方面に目ざましい手腕を発揮すること。
  • 一人並み外れた能力で、いくつもの仕事を同時にこなすこと。

由来:

  • 仏教の経典から。
  • 仏や菩薩が衆生を救済するために、八つの顔と六つの腕を持つ姿で表されることから。

使い方:

  • 複数の仕事を同時にこなし、目覚ましい活躍をする人を形容する際に使う。
  • 一人であらゆることをこなす人の能力を褒める際に使う。

例文:

  • 彼女は、仕事も家事も完璧にこなす八面六臂の活躍ぶりだ。
  • 彼は、プロジェクトリーダーとして八面六臂の活躍を見せた。
  • 彼らは、八面六臂の活躍で、会社を危機から救った。

類義語:

  • マルチタスク
  • スーパーマン
  • 韋駄天
  • 千手観音
  • 十八番

対義語:

  • 無能
  • 不器用
  • 非効率
  • 分身乏術
  • 手が回らない

参考URL:
八面六臂(はちめんろっぴ)とは? 意味や使い方 - コトバンク

補足:

  • 「八面六臂」は、本来は仏教的な意味合いを持つ言葉ですが、現代では、宗教的な意味合いを超えて、広く一般的に使われています。
  • 能力や手腕を褒める言葉として、ポジティブな意味で使われます。

例文:

  • 彼女は、八面六臂の活躍で、チームを勝利に導いた。
  • 彼は、八面六臂の活躍で、会社を大きく成長させた。
  • 彼らは、八面六臂の活躍で、困難なプロジェクトを成功させた。

注意:

  • 「八面六臂」は、必ずしも褒め言葉として使うわけではありません。
  • 皮肉や嫌味として使うことも可能です。

例文:

  • 彼、仕事も家事も完璧にこなす八面六臂のスーパーマンなんだって?でも、私にはただの自慢話に聞こえるんだけど。
  • 彼女、いつも八面六臂で頑張ってるけど、無理しすぎると体調崩すわよ。
  • 彼ら、八面六臂で働いてるけど、成果はイマイチなんだよね。