四つに組む

【漢字】四つに組む
【読み】よつにくむ
【意味】格上の相手に正々堂々と戦う。物事に全力で尽くす。
【例文1】強豪校相手に四つに組む。
【例文2】大きなプロジェクトを四つに組む。
【例文3】体格の差はあるが、四つに組む。

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物事にがっつりと組みあう様子を指す言葉「四つに組む」

「二人の力士が土俵の上で、がっぷり四つに組んだまま、全く動かない」などという言い方を聞いたことのある方もいるかもしれません。
「がっぷり四つに組む」などという使われ方をよくしますが、先に挙げた例のように、相撲の試合で力士同士が四つに組みあうことを指すときに多用されます。
その他、大きな物事(仕事など)に全力を出し切って向かい合う時や、自分よりも強い相手に堂々と、正面から向かい合う時などにも使われる言葉です。
相撲の試合でなければ、大きな相手や難問・難題と取り組むときなどにこの言葉を思い出す人も多いのではないでしょうか。
「今回の案件は大仕事だ。正面から堂々と四つに組むぞ」「がっぷり四つに組んで、部長はあの難題と向き合っている」などという使われ方を、ビジネスシーンなどでお聞きになった方もいるかもしれません。
どんな大きな問題にも姑息な手段や、卑怯な策を弄さず、正面から堂々と取り組む姿勢を指すこの言葉は、どこやら男らしいイメージを感じさせるものがありますね。
誰かが難問に頭を抱えていたら、「悩んでいるより、いっそがっぷり四つに組んでみたらいいじゃない!」と、励ましの言葉として使ってみるのもいいかもしれませんね。