脚光を浴びる

【漢字】脚光を浴びる
【読み】きゃっこうをあびる
【意味】有名になって注目される。
【例文1】ミリオン達成で作曲家としての脚光を浴びる。
【例文2】ミスコンで優勝して脚光を浴びる。

脚光を浴びるをテーマにした記事

フットライトでは少々弱い気がする「脚光を浴びる」という表現

世間の注目を集めたり、話題の中心になったりすることを「脚光を浴びる」と表現します。テレビなどを見ていても、かなりよくつかわれる言葉ではないでしょうか。
「二軍から一軍に上がったばかりのルーキーのピッチャーが、いきなり完封勝利して、一躍脚光を浴びた」というように使われます。
では、「脚光」とは何か。英語に訳せばフットライトということになりますが、これは舞台の照明から生まれた言葉です。
舞台の前面に、俳優や出演者を下の方から照らす照明が用意されています。足元にあって、脚の方から照らすためにフットライトと呼ばれるようになったと考えていいでしょう。
フットライト、脚光は、しかしメインの明かりではないでしょう。俳優をきわだたせる照明には、スポットライトがあります。これは、強い灯りで俳優全体を照らし出しますから、きわだった照明効果があるにちがありません。
それに比べると、フットライトは弱い照明と言っていいのではないでしょうか。
「スポットライトを浴びる」という表現もありますし、こちらもよく使われます。スポットライトに比べると、フットライトは少々弱い印象になってしまうような気がします。
にもかかわらず、「脚光を浴びる」という表現には、いかにも華やかなイメージがあります。なんとも不思議な言葉と言っていいでしょう。

勝つたびにトレンドで脚光を浴びる「横浜優勝」

プロ野球の試合で「横浜DeNAベイスターズ」が勝つたびにツイッターのトレンドにあがり脚光を浴びる「横浜優勝」という言葉があります。
勝つたびに「優勝」という言葉があがるのには「横浜が優れて勝つ」といった意味があり、いつしかファンの間では横浜が勝ったときの合言葉のようになりました。
言霊というものが本当にあるのかどうかは定かではありませんが「横浜優勝」という言葉を使い続けていたことで、クライマックスシリーズで本当に優勝してしまうのですから、言い続けていればいずれ叶うものなのかもしれません。
ベイスターズが試合で勝利した際の「横浜優勝」という言葉は昔から言われ続けており、そもそもは自虐的なニュアンスが強い言葉でした。
万年最下位とも揶揄されていた弱小時代の横浜ベイスターズは試合に勝つこと自体が珍しいことで、ひとつ勝つだけでファンはお祭り騒ぎのように喜んでいました。
その喜びようはまさに「横浜優勝」と言えるようなものであり、たまに起こる「横浜優勝」をありがたがってしました。
負けることの方が当たり前で勝つことが珍しかった時代に、ベイスターズファンがそれでも自分たちの贔屓の球団を応援することのできるモチベーションとして生まれた言葉が「横浜優勝」の4文字であるといえるのです。

脚光を浴びるはずの娘

我が家の娘はとても可愛いとよく言われます。
変な人に付きまとわれたり、しつこくされたりという話もよく聞くのでなるべく夜道は一人にしないように気をつけています。
親としてはもちろん小さい頃からとても可愛かったけど、あまりにも可愛いと評判がいいため少々戸惑いもあります。
娘が高校生の頃、某有名アイドルユニットにスカウトのようなことをされたことがありました。
娘の友人が某有名アイドルユニットに所属しており、その子のSNSに我が娘が登場したことでそのアイドルユニットの首脳陣の目に留まり、次のオーディションに応募するように頼まれたのです。
応募してくれたら通します。ということでした。
誰もが知っている某アイドルユニットだったし、その首脳陣からそのようなお声がかかるなんて・・・
脚光を浴びる我が娘の姿を想像したりして、心配でもあり、不安でもあるけれどくすぐったい気持ちでもありました。
が、娘は「断ったよ」と。
えっ?えっ?もったいない・・・
だって娘はアイドルが大好きなのに・・・
娘は続けます。「好きとなるのとは話が違うでしょ!」と。
スカウトのような話を聞いて一人浮かれて勝手にドキドキワクワクしたり不安になったりする親より、しっかりしているわが子はきっとアイドルでなくとも、脚光を浴びるはずです。