背に腹はかえられない

【漢字】背に腹は代えられない
【読み】せにはらはかえられない
【意味】大事な問題を解決するには、多少の損害は仕方がない。
【例文1】マイホーム実現のためなら郊外引っ越しも背に腹は代えられない。
【例文2】ストーカーに遭い引っ越しも背に腹は代えられない。
【例文3】我が子のために背に腹は代えられないと振り込め詐欺に遭う。

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背に腹は代えられない時もある

学生時代、中規模のスーパーでアルバイトをしていました。週5回で勤務していた事もあって、店長からデイリー品の発注を任されていました。
そのスーパーのデイリー品は、菓子パンや食パン、牛乳を始めとする紙パック系の飲料、プリン、ヨーグルトなどでした。
売り上げデーターを見ながら発注するので、余程の変動が起こらない限りは難しくない作業でした。しかし、慣れてくると注意力が落ち、数字の入力ミスで間違えた発注をする時がたまにありました。
ミスの内容には、食パンを50個入力したつもりが5個になっていて、すぐに欠品して店長に注意されました。これは、さほど怒られませんでしたが、1番のミスは大量発注です。食パンの発注数を知らない内に、150個入力していて本来の数字より100個多く頼んでいました。
納品された食パンを見た店長は、背に腹は代えられないと言ってすぐに半額で販売をして、なんとか残り20個まで売りました。
この時は、少し強めに怒られましたが、店長も昔は良くミスをしたと言って許してくれたのでホッとしました。
これ以降、小さなミスは数回ありましたが、大量発注するミスは無くこなしていきました。毎日行う作業は、マンネリ化して注意力が落ちやすくなるので、作業シートのようなやった仕事をチェックするのは大切だと思います。