血の雨を降らす

【漢字】血の雨を降らす
【読み】ちのあめをふらす
【意味】戦争や殺傷事件などで人がケガをして血を流すこと。
【例文1】通り魔殺傷事件で多くの人が血の雨を降らす。
【例文2】事故現場が血の雨を降らす。
【例文3】血の雨を降らす核兵器をなくす。

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血の雨を降らすとはどのような意味か

血の雨を降らすとは、その名の通り誰かを殺して血を流させたり、争いを比喩している意味合いが多いです。現代では戦争や大量殺人に使われることが多く後ろ向きな言葉であることもわかります。危害は加えないものとして、恋愛に対しても使うことがあり、三角関係などドロドロとしたものにも血の雨を降らす、降らしているなどの言葉が使われます。
例文として、朝のニュースで殺人犯が子どもを殺したものが流れていて血の雨が降る。
三角関係に収集がつかずいつも血の雨が降っているなど、修羅場のようなドロドロとした感じが伝わって来ます。雨が血となり降っているわけではなく、血が雨のようにたくさん出ている様、雰囲気のドロドロを血で表しています。雨は太陽を隠し延々と降ります。雨はどこか憂鬱になることが多く、雨の成分が血となればその傾向と後味の悪さは引き立ちます。普通のケンカにも大げさな比喩として使うことも出来、壮絶な出来事だったという事を相手に伝えられます。殺人事件を描いた文芸小説の中の一節としても書かれることがあります。どちらにしても気持ちを沈む出来事に使われることが多く、なまめかしいものとして受け取りやすいです。怪我をして血が止まらない様にも使われることもあります。