世に出る

【漢字】世に出る
【読み】よにでる
【意味】世間に名前が知られる。有名になる。
【例文1】美少女コンテストで優勝して世に出る。
【例文2】漫才グランプリ優勝で世に出る。
【例文3】新記録が出て世に出る。

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世に出るようになるためには、まだまだ実力不足

私は長い間、翻訳の勉強をしていますが、なかなか世に出ることができません。
世に出るどころか、仕事としてもまだまだ勉強不足で、収入には繋がっていません。

学生時代にこの夢を見つけられたならば、もっと違う方法でこの道を目指すことができたのかもしれません。
しかし、社会人になってからこの夢に気が付き、これを目標にして仕事をしていくことにしました。

その為、仕事をしながら勉強をしていくとなると、なかなか翻訳に時間を割くことができないというのが現実問題です。

また、英語ではなく、他の外国語ということもあり、もし翻訳の仕事ができたとしても需要が少ないのも難点です。
さらにこれだけでは生計を立てることができないというのも、これだけに集中してやる気が出ない原因にもなっています。

しかし最近、今の当り前の状況がいつまでも続かないことに気が付いてきました。
その為、今の時点で仕事になるかならないかよりも、これが自分の天職ならば頑張って続けていれば、いつかは世に出ることが来るかもしれないと思えるようになりました。

人工知能などの影響により、現在、人間が携わっている仕事の中で消えていく職種があるようです。
しかし、クリエイティブな仕事は人工知能が代わりにできない仕事です。

そう考えると、今自分ができることを続けていくことが、将来の見通しを立てるためにも必要なのだと思います。

新薬が世に出るまでには時間がかなりかかります

昔は不治の病と言われ、お医者さんでも治す事が出来ない病気がたくさんありました。
ですが医療従事者のたゆまぬ研究により、今ではたくさんの薬が開発され、不治の病の数が大分減って来ています。
とはいえまだまだ、今なお治せない病気がたくさんある事は確かです。
たとえ不治の病を治す新薬が開発されたとしても、それが世に出るのはまだまだ先の話です。
何故なら新薬は安全性が担保されていませんから、患者さんにいきなり使う事は出来ません。
なのでまずは動物などを使って、安全性を確かめる所から始まるのです。
何度も動物に投薬して安全性を確かめた後に、やっと人間に投薬して安全性を調べます。
人間と言っても患者さんではなく、健康な体を持った人で安全性を調べるのです。
治験という言葉を聞いた事がある人がいるかもしれませんが、この治験は健康な体の人に新薬を使ってもらい、異常が出ないか調べる物です。
この治験をクリアして、やっと新薬は世に出る事が出来ます。
中には安全性をクリアできず、世に出る事が出来ない新薬もあります。
この様に新薬と言うのは、世に出るまでにたくさんの手間と時間を要するものですから、早く病気を治したい患者さんにとって過酷と言わざるを得ません。