黒白をつける

【漢字】黒白をつける
【読み】こくびゃくをつける
【意味】勝ち負けをハッキリさせる。どちらかというと「しろくろつける」の方が聞きなれている。
【例文1】どっちがモテるかバレンタインチョコの数で黒白をつけようじゃないか。
【例文2】次の成績発表でどっちが優秀か黒白をつける。
【例文3】別れるか別れないか黒白をつける。

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黒白をつけるのを避け続けた彼との結末

学生時代にお付き合いをしていた彼と、交際6年が過ぎた頃のことです。お互いに社会人としても経験を積み、このまま付き合うなら彼もそろそろ結婚を考えているのかしら、と思っていました。何となく、将来の話もすることがあり、いつかは結婚するのだろうと漠然とですが思っていたのです。ところが、いつになっても彼からは何のアクションもありません。彼がどう思っているのか知りたいけれど、結婚の話は彼から切り出してほしいという思いでしばらく悶々としていました。
一人であれこれと考えるのに耐えられなくなり、待てど暮らせど何も言ってこない彼に、ついに自分から結婚についてどう思っているのかと切り出してみました。彼の答えは、「結婚はいつかしたいと思っている」でした。いつかという言い方に釈然とせず、結局モヤモヤしたまま話は流れてしまったのです。その日から、彼とこの先いつまでこのままでいるのか、いつかとはいつなのか、わからず時間だけが過ぎていくことに苛立ちを感じるようになっていました。そんな私の気持ちを伝えてみるも、いつも煮え切らない彼。この先どうするかも決められないなら、別れてくれた方が楽なのかもしれないと言うと、別れたくはないとのこと。結婚はいつできるかわからないけど、別れるのも渋る…そう、黒白をつけるのが苦手な彼なのでした。思い返せば、昔から優柔不断で決断力がない人でした。慎重になるのはわかりますが、あまりにマイペースでこちらの気持ちを考慮してくれないところが嫌になり、結局私が黒白をつけ別れることにしました。