「酸いも甘いも噛み分ける」とは、人生経験が豊富で、世の中の微妙な事情や人情の機微に通じているという意味を持つ慣用句です。
- 人生経験が豊富で、世の中の微妙な事情や人情の機微に通じている
- 良いことも悪いことも経験し、分別がある
読み方
- すいもあまいもかみわける
語源
- 酸いも甘いもは、味覚の対比から、人生の様々な経験を表すようになったと考えられています。
類義語
- 世故に長ける
- 人情に通じる
- 酸いも甘いも知っている
- 苦労人
- 百戦錬磨
対義語
- 世間知らず
- 青二才
- 未熟
- 浅はか
例文
- あの人は酸いも甘いも噛み分けた人だから、相談しやすい。
- 彼はまだ酸いも甘いも噛み分けていないから、簡単に騙されてしまう。
- 彼女は長い人生経験で酸いも甘いも噛み分け、人の気持ちがわかるようになった。
注意点
- 「酸いも甘いも噛み分ける」は、必ずしも良い意味で使われるとは限りません。
- 冷めた目で世の中を見ているという意味で使われることもあります。