「骨身にこたえる」は、体に強く感じたり、心に深く感じたりするという意味を持つ慣用句です。
読み方
「ほねみにこたえる」
由来
「骨身」は、体の骨と肉全体を指し、「こたえる」は、「強く感じる」という意味です。
意味
「骨身にこたえる」は、以下のような状況で使われます。
- 強い痛みや苦しみを感じる。
- 寒さや暑さなど、身体的な刺激を強く感じる。
- 感動や悲しみなど、精神的な衝撃を強く感じる。
例文
- 彼は、激しい運動で骨身にこたえる疲労を感じた。
- 彼女は、彼の冷たい態度に骨身にこたえるような悲しみを感じた。
- 冬の寒さは、骨身にこたえる。
類語
- 身にしみる
- 沁みわたる
- 痛切
- 深刻
- 厳格
対義語
- 軽い
- 弱い
- 薄い
- 浅い
- 緩い
「骨身にこたえる」の使い方
「骨身にこたえる」は、以下のような点に注意して使うと良いでしょう。
- 強い感情や感覚を表現する際に使う。
- 程度や強さを強調したいときに使う。
- 使いすぎると、陳腐な印象を与えてしまう可能性があるため、注意が必要。
例文
- 長時間の労働で、骨身にこたえる疲労を感じている。
- 彼からの言葉は、骨身にこたえるような衝撃だった。
- 戦争の悲惨さは、骨身にこたえる。