「任重くして道遠し」は、「責任が重大で、達成までに長い道のりがある」という意味を表します。
由来
このことわざは、中国の古典籍である「論語」 (Lún yǔ) の泰伯篇に出てくる孔子の言葉から由来しています。
使い方
このことわざは、主に以下の場面で使われます。
- 大きな責任を負った人に対して: 責任の重大さと、それを達成するために必要な努力の多さを伝える
- 困難な課題に直面している人に対して: 諦めずに努力を続けることの大切さを伝える
- 長期的な目標に向かって努力している人に対して: 目標達成までの道のりの長さ and 必要な忍耐力を伝える
例文
- 「新任社長は、任重くして道遠しだ。」 (The new president has a heavy responsibility and a long road ahead.)
- 「国家試験合格は、任重くして道遠しだが、諦めずに勉強を続ければ必ず合格できる。」 (Passing the national exam is a difficult and long journey, but if you continue studying without giving up, you will surely succeed.)
- 「起業は、任重くして道遠しだが、自分の夢を実現するために挑戦する価値がある。」 (Starting a business is a difficult and long journey, but it is worth the challenge to achieve your dreams.)
類似のことわざ
- 「重責を担う」 (jūseki o ninau): To bear a heavy responsibility
- 「長丁場である」 (nagadinba de aru): To be a long-term affair
- 「容易ではない」 (yōi de wa nai): To be not easy
まとめ
「任重くして道遠し」は、大きな目標を達成するためには、強い意志と不断の努力が必要であることを教えてくれることわざです。
困難に直面しても諦めずに挑戦し続けることが、最終的な成功につながることを忘れないでください。
参考URL:
任重くして道遠し(にんおもくしてみちとおし)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書