「芋づる式」は、「ひとつのことから次々と関連するものが現れてくる様子」を意味する慣用句

「芋づる式」は、「ひとつのことから次々と関連するものが現れてくる様子」を意味する慣用句です。

読み方

「いもづるしき」

語源

「芋づる式」の語源は、畑で芋を掘り起こすと、芋のつるに繋がっている他の芋も一緒に掘り起こせる様子から来ていると言われています。

意味

「芋づる式」には、以下のような意味合いが含まれます。

  • ひとつのことから次々と関連するものが現れてくる
  • 連鎖的に広がっていく
  • 因果関係が明確である

使い方

「芋づる式」は、事件や問題、情報などが次々と明らかにされていく様子を表現するのによく使われます。

例文

  • 例文1のように、不正事件について話すときに使えます。
  • 例文2のように、情報収集について話すときにも使えます。

例文

  • 例文1:警察は、容疑者の供述から芋づる式に共犯者を逮捕した。
  • 例文2:記者は、芋づる式に情報を集めて、事件の真相に迫った。

類義語

  • 連鎖
  • 連続
  • 順序立て
  • 網羅
  • 徹底

注意

「芋づる式」は、ポジティブな意味で使われることもありますが、状況によっては「詮ないこと」や「行き過ぎた捜査」という意味合いになることもあります。

使う場面には注意が必要です。

その他

「芋づる式」は、古くから多くの人々に使われてきた慣用句です。

現代社会においても、「芋づる式」は様々な場面で見られます。

例えば、

  • 警察の捜査
  • 記者の取材
  • 企業の内部調査

などが挙げられます。

「芋づる式」は、物事の真相を解明するのに役立つ一方、プライバシーの侵害や人権の侵害にもつながる可能性があります。

「芋づる式」を使う際には、倫理的な問題にも配慮することが大切です。

参考URL:
イモヅル式に学ぼう!NHKラーニング - NHK

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