「針小棒大」は、「些細なことを大げさに誇張して言うこと」を意味する四字熟語です。
読み方
「しんしょうぼうだい」
語源
「針小棒大」は、中国の詩人である杜甫の詩が出典とされています。
意味
「針小棒大」には、以下のような意味合いが含まれます。
- 小さな針を大きな棒のように見せるように、小さなことを大げさに言う
- 実際よりも大きく見せかけて、相手に印象づけようとする
- 誇張表現を使って、真実を歪曲する
使い方
「針小棒大」は、人や言動に対して使うことが多いです。
例文
- 例文1のように、人の性格について使うことができます。
- 例文2のように、ニュース記事について使うこともできます。
例文
- 例文1:彼はいつも自分の功績を針小棒大に吹聴している。
- 例文2:このニュース記事は、ちょっとした事件を針小棒大に書き立てている。
類義語
- 大げさに言う
- 誇張する
- 粉飾する
- 水増しする
- 脚色する
注意
「針小棒大」は、相手を批判するようなニュアンスで使われることが多いので、注意が必要です。
使う場面や言い方には気を配りましょう。
その他
- 「針小棒大」は、古くから重要な考え方として受け継がれてきました。
- 現代社会においても、情報化社会の進展により、「針小棒大」のような情報が拡散されやすくなっています。
- 情報を受け取る際には、批判的に考えることが重要です。