「白黒をつける」は、ある物事について、是か非か、善悪・真偽などをはっきりさせるという意味の慣用句です。
「白」は、正しい、善、真実という意味、「黒」は、間違っている、悪、虚偽という意味です。
つまり、「白黒をつける」は、どちらが正しいのか、どちらが悪いのか、どちらが真実なのかを決着をつけることを表しています。
具体的には、
- 議論や裁判で、どちらが正しいのかを決着をつける
- 責任の所在を明確にする
- 物事の真偽を確かめる
- 曖昧な状況をはっきりさせる
など、様々な場面で使われます。
「白黒をつける」は、問題を解決したり、責任の所在を明確にしたりするために必要なことです。
しかし、一方的な、独断的な判断で白黒をつけることは避けるべきです。
関係者全員の意見を聞いた上で、慎重に判断することが大切です。
例文
- この問題は、早急に白黒をつけなければならない。
- 裁判所は、彼の罪を白黒つけた。
- 警察は、事件の白黒をつけるために捜査を続けている。
- 彼は、自分の意見をはっきりと言うことで、白黒をつける。
- 会社は、責任の所在を白黒をつけるために調査を行っている。
「白黒をつける」は、日本語でよく使われる表現です。
この言葉を理解し、適切に使うことで、より豊かなコミュニケーションを図ることができます。
類義語
- 決着をつける
- 結論を出す
- 真偽を確かめる
- 責任の所在を明確にする
- 是非を正す
- 善悪を判断する
- 真偽を究明する
- 真相を明らかにする