「四六時中(しろくじちゅう)」は、一日中ずっとという意味の四字熟語です。
「四六」は、四掛ける六で二十四になることから、一日二十四時間を指すようになります。
「時中」は、時間という意味です。
つまり、「四六時中」は、一日二十四時間、つまり、一日中ずっとという意味になります。
もともとは、「二六時中(にろくじちゅう)」という言葉でしたが、明治時代に西洋から24時間制が導入された際に、「四六時中」という言葉に言い換えられました。
「四六時中」は、以下のような状況で使われます。
- 仕事
- 彼は、四六時中仕事ばかりしている。
- この問題は、四六時中頭から離れない。
- 勉強
- 彼は、試験に向けて四六時中勉強している。
- 彼女は、四六時中英語の勉強をしている。
- 家事
- 小さな子供がいるので、四六時中家事と育児に追われている。
- 病気のお見舞いをするために、四六時中病院に通っている。
- 趣味
- 彼は、四六時中ゲームをしている。
- 彼女は、四六時中読書をしている。
「四六時中」は、一日中ずっとという意味なので、時間的な制約があることを強調したい場合によく使われます。
類義語
- 一日中
- 終日
- 常時
- 始終
- 絶えず
英語表現
- All day long
- Around the clock
- Day and night
- Continuously
- Constantly
「四六時中」は、日本語でよく使われる表現です。