「白い目で見る」は、相手を冷淡な目つき、また悪意を含んだ目つきで見ることを意味する慣用句です。白眼視とも呼ばれます。
「白い目」は、白眼を指し、無関心や軽蔑、敵意などの感情を表すものとされています。
「見る」は、視線を送るという意味です。
つまり、「白い目で見る」は、相手に対して好意や関心を持たず、むしろ軽蔑したり、敵意を抱いたりしている様子を表現しているのです。
例文
- 彼の奇抜なファッションを見て、みんなが白い目で見ていた。
- 差別発言をした政治家に対して、国民は白い目で見ていた。
- 浮気相手と歩く姿を目撃された女性は、白い目で周囲から見られた。
- 犯罪者のような恰好をした男を、通りすがりの人々が白い目で見ていた。
- 彼の経歴詐称が発覚し、周囲から白い目で見られるようになった。
「白い目で見る」は、相手を傷つける表現なので、使う場面には注意が必要です。
目上の人や友人に対して使う場合は、「批判する」や「非難する」などの表現の方が適切です。
類義語
- 冷淡な目で見る
- 軽蔑する
- 敵意を持つ
- 批判する
- 非難する
英語表現
- Give someone the cold shoulder
- Look down on someone
- Scorn someone
- Despise someone
- Criticize someone
「白い目で見る」は、人間関係においてマイナスの影響を与える可能性があります。