「居ても立っても居られない」は、非常に心配したり、焦ったりして、じっとしていられない状態を表す慣用句です。
「居ても」と「立っても」は、座っていると立っているという意味の反復表現で、落ち着いていられない様子を強調しています。
「居られない」は、じっとしていられないという意味です。
つまり、「居ても立っても居られない」は、心配や焦りで落ち着いていられず、動き回ったり、そわそわしたりする様子を表現しているのです。
例文
- 試験の結果発表が近くて、居ても立っても居られない。
- 子供が熱を出したので、居ても立っても居られない。
- 大事なプレゼンテーションを前に、居ても立っても居られない。
- 恋人にフラれたショックで、居ても立っても居られない。
- 宝くじの当選番号発表が近くて、居ても立っても居られない。
「居ても立っても居られない」は、非常に強い感情を表す表現なので、日常会話では控えめに使うのがマナーです。
目上の人に対して使う場合は、「落ち着かない」や「心配でならない」などの表現の方が適切です。
類義語
- 落ち着かない
- ソワソワする
- 胸騒ぎがする
- 気もそぞろ
- 落ち着いていられない
英語表現
- I can't sit still.
- I'm on edge.
- I'm all worked up.
- I'm on pins and needles.
- I'm beside myself with worry.
「居ても立っても居られない」は、誰もが経験する 普遍的な感情です。
参考URL:
居ても立っても居られない(いてもたってもいられない)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書