「感慨無量」は、しみじみとした気持ちが、はかり知れないほど大きいことを表す四字熟語です。
「感慨」は深く心に感じてしみじみとした思いにひたること、「無量」ははかりしれないほど多いことを意味します。
つまり、「感慨無量」は、言葉では言い表せないほど深い感動や感銘を受けたという意味になります。
例文
- 久しぶりに故郷に帰ってきたら、感慨無量だった。
- 恩師の訃報に接し、感慨無量で涙が止まらなかった。
- 長年の夢を叶えた瞬間、感慨無量だった。
「感慨無量」は、喜びだけでなく、悲しみや怒りなど、様々な感情を表すことができます。
また、芸術作品や自然などに対しても使うことができます。
使い方
「感慨無量」は、感動した場面や深い感銘を受けた場面で使います。
類義語
- 感激涕零
- 感涙にむせぶ
- 感動に胸がいっぱいになる
- 胸が熱くなる
- 目頭が熱くなる
「感慨無量」は、フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使うことができます。
注意が必要な点
「感慨無量」は、主観的な表現なので、客観的な事実として使うのは避けた方が良いでしょう。
例:
-
「この商品は、多くのお客様から感慨無量のご好評をいただいております。」
この例文は、「多くのお客様から大変ご好評をいただいております。」と表現した方が自然です。