「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」とは、身を犠牲にする覚悟があってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができるという意味。
読み方: みをすててこそうかぶせもあれ
意味:
身を犠牲にする覚悟があってこそ、窮地を脱し、物事を成就することができる という意味のことわざです。
語源:
このことわざの由来は諸説ありますが、戦国時代の武将・上杉謙信の言葉が元になったとされています。上杉謙信は、敵に囲まれた際、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」と言って突撃し、見事勝利を収めたという逸話があります。
使い方:
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」は、以下のような状況で使われます。
- 何か困難なことに挑戦する際に、強い決意を表明したいとき
- 諦めずに努力を続けることの大切さを説きたいとき
- 一か八かの勝負に出る必要があることを示唆したいとき
例文:
- 受験勉強を頑張るためには、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の精神で取り組む必要がある。
- 起業するためには、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の覚悟が必要だ。
- 彼は、「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」の決意で、難関の試験に挑戦した。
注意:
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」という言葉は、無謀な行動を推奨する言葉ではありません。あくまでも、困難な状況を乗り越えるためには、強い意志と覚悟が必要である ことを示唆する言葉です。
類義語:
- 背水の陣
- 一か八か
- 捨身
- 決死
- 覚悟
対義語:
- 諦める
- 逃げる
- 尻込みする
- 慎重
- 無謀