「面目次第もない」とは、世間一般的に恥ずべきことをしてしまい、顔向けが立たない状態のこと。
読み方: めんぼくしだいもない
意味:
世間一般的に恥ずべきことをしてしまい、顔向けが立たない状態 を表します。
語源:
「面目」は、顔や名誉、「次第」は、筋道や道理を表します。つまり、「面目次第もない」は、筋道や道理に反するような恥ずべきことをしてしまい、顔向けが立たない という意味になります。
使い方:
「面目次第もない」は、以下のような状況で使われます。
- 大きな失敗をしてしまい、周囲に迷惑をかけてしまったとき
- 恥ずべき行為をしてしまい、人前に出られない状態になったとき
- 約束を破ったり、嘘をついたりして、信用を失ってしまったとき
例文:
- 彼は、試験でカンニングをしてしまい、面目次第もない思いをした。
- 会社のお金を横領してしまい、彼女は面目次第もなかった。
- 私は、彼に嘘をつき続けてしまい、面目次第もなくなってしまった。
注意:
「面目次第もない」という言葉は、非常に強い恥の念を表す言葉 です。そのため、軽々しく使うべきではありません。
類義語:
- 恥ずかしい
- 情けない
- 申し訳ない
- 気まずい
- 後悔する
対義語:
- 誇らしい
- 晴れ晴れしい
- 自慢できる
- 堂々としている
- 満足している