「天の邪鬼(あまのじゃく)」とは、意地っ張りで、人の意見に逆らったり、わざと反対のことをしたりする人。
読み方: あまのじゃく
意味:
- 意地っ張りで、人の意見に逆らったり、わざと反対のことをしたりする人。
- 素直ではなく、ひねくれた性格の人。
- 鬼の一種で、人の心を惑わしたり、悪さをするものと考えられていた。
語源:
「天の邪鬼」の語源は諸説ありますが、以下のような説があります。
- 古代日本の神話 に登場する、いたずら好きで意地っ張りな神である 天探女(あまのさぐめ) に由来する。
- 仏教 における 護法善神 である 毘沙門天(びしゃもんてん) の鎧(よろい)の腹の辺りにある鬼の面が由来する。
- 中国 の故事から由来する。
使い方:
「天の邪鬼」は、以下のような状況で使われます。
- 意地っ張りで、人の意見に逆らう人の性格を表現したいとき
- 素直ではなく、ひねくれた性格の人を表現したいとき
- 鬼や妖怪のような存在を表現したいとき
例文:
- 彼は天の邪鬼で、いつも人の意見に逆らっている。
- 彼女は天の邪鬼のような性格で、なかなか本心を打ち明けてくれない。
- 昔話には、天の邪鬼が登場するものがたくさんある。
注意:
「天の邪鬼」という言葉は、単に意地っ張りというだけでなく、悪意や反抗心を持っている というニュアンスが含まれている場合があります。
類義語:
- 意地っ張り
- ひねくれ者
- つむじ曲がり
- へそ曲がり
- 頑固
対義語:
- 素直
- 従順
- おとなしい
- 優しい
- 協調性
参考URL:
天邪鬼 - Wikipedia