「身を砕く」とは、力の限り骨を折って努力するという意味。
読み方:
- みをくだく
意味:
- 力の限り骨を折って努力する。 非常に苦労する。
- 特に、一身を顧みないで仏に仕える。
例文:
- 例文1: 彼は会社のために身を砕いて働いた。
- 例文2: 老僧は、日夜身を砕いて修行に励んだ。
語源:
「身を砕く」は、仏教用語が由来とされています。仏教では、煩悩や執着を捨て、悟りを得るために、自らの体を痛めつけるような厳しい修行を行うことを「身を砕く」と表現しました。
使い方:
「身を砕く」は、以下のような状況で使われます。
- 誰かのために一生懸命努力している様子を表したいとき
- 非常に苦労している様子を表したいとき
- 仏教的な修行をしている様子を表したいとき
注意:
「身を砕く」は、単に努力しているだけでなく、その努力が非常に大変で、犠牲を伴っていることを強調する表現です。
類義語:
- 身を粉にする
- 粉骨砕身
- 鞠躬尽瘁
- 廃寝食を忘れる
- 徹夜
対義語:
- 手抜きをする
- 怠ける
- 遊ぶ
- 楽をする
- 安逸