「目をむく」は、怒りや驚きなどで、目を大きく開く様子を表す慣用句です。
- 怒り
- 例文1のように、「無駄遣いをしてお母さんが目をむく」のように、子供が無駄遣いをしたり、何か悪いことをしたりしたときに、親が怒って目をむく様子を表します。
- 「目をむくほど怒る」のように、非常に強い怒りを表すこともできます。
- 驚き
- 例文2のように、「夫のギャンブル癖に目をむく」のように、思いがけないことや、信じられないようなことを聞いたときに、驚いて目をむく様子を表します。
- 「目をむくような大金」のように、非常に大きな金額や数を表すこともできます。
- その他
- 「目を白黒させる」のように、驚きや恐怖で目を大きく開く様子を表すこともあります。
- 「目を白黒つけてもらう」のように、相手を説得したり、納得させたりするという意味で使われることもあります。
「目をむく」は、「怒り」と「驚き」の両方の意味を持つ表現なので、状況に応じて適切な意味を理解する必要があります。
補足
- 「目をむく」は、「目を見開く」や「目を丸くする」などの類義語があります。
- 「目をむく」は、視覚的な表現なので、文章の中で効果的に使うと、読者に状況をより鮮明にイメージさせることができます。
例文
- 子供がいたずらをして、母親が目をむいた。
- 宝くじに当たって、思わず目をむいた。
- 政治家のスキャンダルに、国民は目をむいた。
- 彼は目をむいて怒鳴った。
- 私は目をむいて驚いた。