「心を鬼にする」とは、情に流されず、厳しい態度をとることを意味する慣用句

「心を鬼にする」とは、情に流されず、厳しい態度をとることを意味する慣用句です。

語源

「心を鬼にする」の語源は、仏教の故事から来ていると言われています。釈迦が悟りを得るために修行をしているとき、多くの誘惑が現れたと言われています。しかし、釈迦は心を鬼にして誘惑を振り切り、悟りを得たとされています。

意味

「心を鬼にする」は、以下のような状況で使われます。

  • 愛情や友情などの感情を押し殺して、厳しい態度をとる必要があるとき
  • 正しいことをするために、辛い決断をしなければならないとき
  • 自分の弱さに打ち勝ち、目標を達成するために努力するとき

例文

  • 彼は、娘の幸せのために心を鬼にして、彼女との別離を決意した。
  • 監督は、選手たちを鼓舞するために、心を鬼にして厳しい練習を課した。
  • 私は、ダイエットを成功させるために、心を鬼にして甘いお菓子を断った。

類義語

  • 非情になる
  • 冷酷になる
  • 断固たる態度をとる
  • 毅然とした態度をとる
  • 決然とする

対義語

  • 情をかける
  • 涙する
  • 弱気になる
  • 迷う
  • 諦める

参考URL:
心を鬼にする(こころをおににする)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

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