息を呑む

【漢字】息を呑む
【読み】いきをのむ
【意味】驚いて一瞬息が止まる。
【例文1】彼女の美しさに思わず息を呑む。
【例文2】追突寸前で息を呑む。

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「息を呑む」のは悪い事?良い事?

「息を呑む」とは「はっと驚く様子」のことです。例えばマニュアルを用意して、大勢のアルバイトを教育している職場には、「ヒヤリハット報告集」が用意されていることがあります。その職場、もしくは同業種の事業所で起きた人為的なミスによる事故例や、未然に防ぐことができたけれど間一髪で危険な状態が想定される事例などを集めて全員に注意喚起するための冊子です。この場合の「ハット」が「息を呑む」様子を指しています。ガソリンスタンド業界で一番多いのは油種間違いだと言われています。灯油のポリタンクに灯油と間違ってガソリンを入れてしまうとか、ローリーがおろす段階で、灯油のタンクにガソリンをおろしてしまったとか、理由は様々ですが、毎年日本中のどこかで必ずと言っていいほど、その手の事故があります。灯油とガソリンを間違えて、灯油のストーブにガソリンを入れてしまうと直火ですから、すぐにガソリンの揮発したガスに火が移り、爆発して火災を引き起こしてしまいます。おそらく、間違えた当事者は文字通り「息を呑む」状態になり、顔面蒼白になっているでしょうし、そのスタンドの社員は総出で、購入者を探し、早急に回収しなければ大変なことになってしまいます。消防署に連絡して広報車を出して周知してもらうなどの対策をしなければなりません。一度でもスタンドに勤めたことのある人はその恐ろしさについては教育されていると思います。素晴らしい風景や、素敵な瞬間に遭遇して「息を呑む」のは良いのですが、悪い事で「息を呑む」のはごめんですね。