老骨に鞭打つ

【漢字】老骨に鞭打つ
【読み】ろうこつにむちうつ
【意味】自分自身が謙遜して言う場合にのみ使うべき言葉で、年老いて身体は衰えてきたが、何かをしようとする気持ち。
【例文1】定年後、老骨に鞭打って草野球のコーチを引き受ける。
【例文2】我が子達にはなるべく迷惑がかからないように老骨に鞭打って運動を続ける。
【例文3】長生きするため老骨に鞭打つ。

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老骨に鞭打つとは

老骨に鞭打つとは、老齢だけれど気持ちを奮い立たせてがんばるという意味です。大体の人はみな老齢になるともう年だから無理とやりたいことを諦めてしまう傾向にあります。はたしてそうでしょうか?老齢になってから始めたことが、成功した方は周りにはいませんか。
インターネットで79歳の方が、宅地建物取引主任者の資格に合格されたことが紹介されていました。女性で最高齢の合格者です。宅地建物取引主任者というと、国家資格でかなり難しい資格です。合格しただけかと思いましたら、ご自身で不動産会社を開業しているそうです。またさらに驚きなのは、開業できるのは、今までキャリアがある方なのだろうと思っていましたが、79歳の年まで専業主婦だったそうです。すばらしいことですよね。
近年は、老齢でも職業に就いている方は多くなってきています。定年になって会社を離れたとしても、又新たな事を始める機会になったと捉えたら楽しいでしょう。
人は何かを始めようと思って、何かに取り組んでいくとワクワクしますよね。老齢だから諦めてしまってはもったいないです。