雪を欺く

【漢字】雪を欺く
【読み】ゆきをあざむく
【意味】雪にも負けないほどの白さ。
【例文1】彼女の肌は透き通っていて雪を欺く。
【例文2】彼女の肌は雪を欺くほどの白さだ。
【例文3】雪を欺くような真っ白い肌。

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憧れる雪を欺くような肌

幼い頃からずっと仲のいい友人がいます。保育園から同じところに通い、小学校中学校高校と一緒でした。大学を卒業し、就職してからも交流は続きお互いお酒好きとわかってからは飲み歩くことも多かったです。同時期に結婚もし今では二人ともお母さんになりました。二人で行動している様を見かけた知人友人にはオセロのようだと言われることが多かったです。私が地黒な上、実家の農家を手伝ったり学生時代はアクティブな部活でずっと野外で活動していたため真っ黒。反対に友人は母親からの遺伝らしく、肌は真っ白で髪の色も茶色に近く全体的に色素が薄かったため、一緒に遊んでいるところはオセロの駒のようい見えたそうです。
高校の現国の教師に「闇を欺く君と雪を欺く友人」と言われかっこいいと友人と盛り上がりましたが、如何せん容姿が伴っていないので私が松崎しげる、友人が鈴木その子とからかわれることも多かったです。今でも農家の手伝いをしながら、夏はキャンプ冬はスキーとアクティブな私は松崎しげる色を残しています。元々インドア派だった友人は子どもが旦那さんに似てアクティブで外出大好きに育ち、それに付き合ううちに雪を欺くような肌の白さは小麦色に焼けてきました。

肌の白さを雪を欺くほどにしたい女性たち

一昔前はガングロブームが流行したので、ヤマンバギャルなどもたくさん居ましたが、今ではすっかり美白ブームになったためか、全然見なくなってしまいましたね。

最近の女性であれば、雪を欺くような美しい白い肌に憧れる人も多いでしょう。それに近年は、日傘を差す人も多く見受けられます。若い女の子が入るような衣料品店でも、日傘が売られているのが当たり前の光景になってきました。ドラッグストアなどでも梅雨入り前の時期なのに、日焼け止めが目玉商品として売られていることがあります。世の中がそれだけ、日焼け対策に熱心になったように感じます。

このように日焼け対策がされている原因としては、美白ブームが続いていることが背景にあるのではないでしょうか。肌が黒くなる原因は、太陽光に含まれる紫外線と言われているため、世の女性たちは日焼け対策に心血を注いでいると考えられます。

しかし肌を白く保つためには、夏だけでなく冬でも日焼け止めを塗るなどして、日焼け対策をした方が良いことは、あまり知られていません。理由としては、もちろん冬でも太陽が出ているからです。つまりもしも白い肌を目指すのであれば、一年中日焼け対策、強いては紫外線対策をしなければならないことになります。

ですがそれにしても、時代の流れによって、世の中の人々が目指すものが変わってゆくのは面白いものですね。今の美白ブームが終わったら、またいつかガングロブームが訪れるのかもしれません。