血祭りに上げる

【漢字】血祭りに上げる
【読み】ちまつりにあげる
【意味】相手をひどく打ちのめす。
【例文1】全員血祭りに上げてやる。
【例文2】言い逃れできないよう血祭りに上げる。
【例文3】いじめた奴らを血祭りに上げる。

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血祭りに上げることが普通の社会にはなってほしくない

血祭りに上げるとは、戦いにおいて初めに敵を殺して指揮を上げるなどの意味があるそうです。正直言って恐ろしいですね。
しかし世界の歴史を見てみると、そうしたことが当たり前に行われた時代が残念ですが存在するのも事実です。宗教や風習によって行われたり、戦争の見せしめによってまさに祭りのように実施されたり、想像するだけでゾッとします。
もっとゾッとすることは、現代でも血祭りに上げることは実は行われているのではないかと思うのです。表面的な暴力でなく、精神的に攻撃して追い詰めていく手段に変化しているのではないでしょうか。
例えばブラック企業なんかがその例で、社員を鼓舞するために見せしめで一人の社員を攻撃する(パワハラ)が存在します。また、引きこもりやニートといった方たちを社会不適合者として排除しようとする方もいますから、どんなに歴史を積み重ねても、過去に血祭りが当たり前の時代と本質が変わらないのではないでしょうか。
もちろん過去よりも平和な世界になったと思いますし、皆が暴力を簡単に使う人間ばかりではありません。ですが、私は時々凶悪事件のニュースや、肉体的以外にも精神的に追い詰めてくる方に遭遇すると、恐怖でいっぱいになってしまいますね。