娘一人に婿八人

【漢字】娘一人に婿八人
【読み】むすめひとりにむこはちにん
【意味】ひとつに対して希望者が多くいる。
【例文1】娘一人に婿八人という中、採用が決まった。
【例文2】娘一人に婿八人の難関校に合格した。
【例文3】娘一人に婿八人の倍率を勝ち抜く。

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娘一人に婿八人な業界を目指さない生き方

「娘一人に婿八人」というのは何か一つのことにたくさんの希望者がいることのたとえです。娘と結婚できるのは一人だけなのに、八人もこられると少なくとも七人は確実にあずれてしまいますよね。
娘一人に婿八人な業界というと、芸能界やプロスポーツの世界が当てはまります。
プロ野球の世界では一部の選手たちは億を超える収入を手にしますが、膨大な希望者数に対してそうなれるのはほんの一握りです。
芸能人になりたい人も星の数ほどいますが、ゴールデンタイムの雛壇に登れる人は数えることができるくらいしかいないのが現実です。
子どもに夢を聞くと「サッカー選手か野球選手」「AKBになりたい」などの答えが返ってきます。確かに見返りは大きいのですが、うまくいく確率は低いですよね。
とは言え、誰にでもできる仕事を目指すのもあまり期待が持てない考え方です。誰にでもできる仕事は誰にでもできるので収入が低かったり、待遇が悪い可能性が高いです。
目指すべき業界は、比較的競争がゆるくて見返りの大きい業界でしょう。
たとえば、黎明期のIT業界などは業界で仕事をしている人達の総数に比べると、転がっているチャンスの数や期待値は大きいものでした。業界、そして時代を見極めてこの先の行動を決めていくことが重要です。