泣く子と地頭には勝てぬ

【漢字】泣く子と地頭には勝てぬ
【読み】なくことじとうにはかてぬ
【意味】何もわからない赤ん坊と権力者には何しても勝ち目がないので、結局従うしかない。
【例文1】家を追い出されては行くあてもなく結局、妻と泣く子と地頭には勝てぬ。
【例文2】ほんと、泣く子と地頭には勝てぬでグズったら敵わない。
【例文3】泣く子と地頭には勝てぬでは乳児が最強。

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もしや地頭も泣く我が子には勝てないのでは。

泣く子と地頭には勝てぬという言葉がありますが、子育てをすると泣く子に勝てないというのを体感します。こちらが何を言ってもわからないくらいの幼子になると、母親が少しでも見えなくなると大泣きし追いかけてきます。それがこっそりお手洗いや洗濯、料理をしている必要に迫られている時間でもお構いなしです。ちょっと待っててねなんて聞いてもらえた試しがありません。こちらのお腹が痛かろうが、揚げ物をしていようが乳を求めおもつ交換を要求し抱っこをしろと泣きわめきます。生理現象なのでさすがに我慢ができないので抱っこをしながら用を足しますが、まったく落ち着きません。揚げ物は子どもが大きくなるまで諦めました。天ぷらが食べたいです。家事は寝ている間にさっさとしてしまい、妊娠中にだいぶ体重が増えましたが、子育て中にかなり減りました。精神的肉体的な負荷が減量の半々の原因だと思います。ちなみに地頭は「じとう」と読み、鎌倉幕府、室町幕府の頃の役職名です。つまり権力者だそうです。何を言っても何をしても勝つことはできないから逆らっても無駄という相手に泣く子と権力者を同列で扱うのはどの時代も権力者には並々ならぬ鬱憤を抱えているのかもしれません。