高が知れる

【漢字】高が知れる
【読み】たかがしれる
【意味】大したことない。
【例文1】50円差なんて高が知れる。
【例文2】高が知れると油断する。
【例文3】高が知れたもんだ。

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たかが知れるの「たか」が高であるのを初めて知りました

恥ずかしながら、最近になってたかが知れるの「たか」が、高であることを初めて知りました。
この高によって、意味も納得します。
高という漢字の意味に、数字的な程度を示すことがあります。
例えば高を使った言葉では、銀行の預金残高、売り上げ高、山の標高、物の生産高といったものは数字的な程度を示していることがわかります。
高が知れる、という意味はその程度を知っていることであり、何となく軽くみているという印象があります。
よく似た言葉としては、高をくくる、というものがあります。
このように相手や事実に対して軽くみた感じや、楽勝ムードを漂わせる印象がある言葉ですが、実際には楽勝ムードではいかないことや、かえって苦労しなければならないことがたくさんあります。
例えば、試験やスポーツの試合です。
試験の場合、過去に行われた問題が軽く解けていたとき、その難易度も高が知れると思っていたら、本番では解けない問題が続出したという経験はあるのではないでしょうか。
私もこの試験の体験には随分泣かされました。
そしてスポーツの場合、野球で強豪校が、中堅や弱小チームに負けてしまう、と言った場面です。
余裕や楽勝ムードを出してプレーをすると気持ちも緩みますね。
高が知れるという反面、油断は禁物であることも自覚しましょう。