泣きっ面に蜂

【漢字】泣きっ面に蜂
【読み】なきっつらにはち
【意味】困っている状況においてさらに災難に遭う。
【例文1】財布を落として探していたら、終電に乗り遅れて泣きっ面に蜂状態だ。
【例文2】風邪が治っていないのにスキーに行って悪化して泣きっ面に蜂だ。
【例文3】激太りで洋服が全部入らない泣きっ面に蜂だ。

泣きっ面に蜂をテーマにした記事

骨折して泣きっ面に蜂状態となってしまいました

私は昔、階段を踏み外して転げ落ち、足を骨折してしまった事があります。
この時は痛くて痛くて、涙が出るほど辛い思いをしました。
骨折をして休まなくてはいけないという事をアルバイト先の上司に告げると、労ってもらうどころか、「忙しいのに面倒な事をしてくれたね」と言われてしまいました。
これはまずいと思い、完全に骨折が治る前にまた働きだしたのです。
しかしそれが災いして、治りかけた骨折が悪化してしまったのです。
それでまた、アルバイトを休む事になってしまいました。
それから数日が経った時のある日、アルバイト先の上司から電話が来て、「新しいアルバイトを雇ったから、君はもう来なくて良いから」と言われてしまったのです。
こうして私は、骨折した事により、仕事を失ってしまったのです。
なのですぐに次のアルバイト先を探そうとしましたが、まだ骨折が完治しておらず、また慌てて働きだして骨折がひどくなってはいけないと思い、しばらく職探しはしませんでした。
ですがそうしている間にも生活費はどんどんなくなってしまい、ついに貯金がゼロとなってしまいました。
友人や知人に事情を話して、お金を貸してもらったのです。
こうして私は骨折をきっかけに泣きっ面に蜂状態となり、ひどい思いをしてしまったのです。