対岸の火事

【漢字】対岸の火事
【読み】たいがんのかじ
【意味】海の向こう側で起きている火事はこちらまで燃え移る事はないから、非常事態が起きてはいるが、自分には関係ないという考え。
【例文1】外国で大地震が起きたが、対岸の火事とは思えないので自分にできることは募金をすることだ。
【例文2】彼は対岸の火事だという態度を取る。
【例文3】対岸の火事で責任転嫁する。

対岸の火事をテーマにした記事

対岸の火事といえども

対岸の火事という言葉を良く聞きますが、意味としては、他人にとっては大変なことであっても自分には影響ない、ということを表現した内容です。
ただ、対岸の火事といえども、火の粉が来るとたちまち自分にも影響が発生します。
例えば、企業ぐるみの不正疑惑です。
今年は有名な企業により、品質の不正処理が明らかになり、品質大国の日本と言われた時代からは程遠い状況でした。
例えば、自動車のエアバックを製造する会社や、鉄鋼メーカー、自動車の品質を担保しなければならない部署による不正は後を絶ちません。
これはひと言でいうと、対岸の火事だとしか思っていない証拠です。
目の前にある利益のために、繰り返し不正がなされている企業体質は、改めなければなりません。
ただ、長年に渡り、同じような事象が色々な会社で発生している状況は、消費者にとってみても、不安になるどころか、憤りさえ感じてしまう事案ばかりです。
特に不正によって、不幸にもお亡くなりになられた事案を見るたびに、日本の安全神話や、ジャパンクオリティと呼ばれているものが崩れ始めているとしか言いようがありません。
対岸の火事という意識から、人のふり見て我がふり直せ、という意識改革が必要です。

対岸の火事であればよいが

対岸の火、或いは対岸の火事、という言葉があります。言葉からイメージできると思いますが、これは遠くで起きている事件とか事故のことになります。恐慌なんかもそうです。さて、最近では対岸、或いはそれこそ、海の先の話であろうと自らに降りかかってくることがあったりします。実際のところ、世界は必ず繋がっているといえます。例えば世界最強国家であったスペインの凋落のひとつが当時、まったく統一もされていなかった日本の銀山にあったりとどこかしら、国家などは繋がりがあるといえます。特に経済というのは太いか細いかというのはともかく繋がっていることが多いのです。近いところでいえばリーマンショックなどがそうでしょう。間違いなく直接的に関係している人なんて殆どいなかったはずです。アメリカのサブプライム層の住宅債権であり、そんなものを持っている人なんて日本には一般労働者においてはまずいなかったのにも関わらず、破綻したお蔭でそれこそ派遣村なんてものまで作らないといけないような状態になりました。特に金融にいえることですが、もう複雑に絡み合っているので対岸の火事を決め込み、眺めているような状態にならないようになっているといえるのです。