濡れ鼠

【漢字】濡れ鼠
【読み】ぬれねずみ
【意味】服を着たままずぶ濡れになること。
【例文1】子どもたちが楽しそうに濡れ鼠で、川で水遊びしている。
【例文2】暑くなり濡れ鼠で川に入る。
【例文3】水鉄砲遊びで濡れ鼠だ。

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「濡れ鼠」と鼠算

「濡れ鼠」とは「水に濡れた鼠のことで、転じて衣服を着たまま全身がずぶぬれになっている様子」を表します。鼠で思いだすのは鼠算です。鼠算は和算という日本古来の算数での問題のひとつで、「親鼠から子鼠が何日間で何匹生まれました。いついつまでに何匹増えるでしょう」という問題です。これの難しいところは、親鼠が一回だけ子鼠を繁殖するのではなく、親鼠が繁殖して子鼠をまた産んでいる間に、先に生まれた子鼠が繁殖時期を迎え、また子鼠が生まれと延々と子鼠が生まれていくのを計算するわけです。考えただけでも、天文学的数字になるのではないかと、頭がクラクラしてきます。実際には天敵やネズミ捕り、ホウ酸団子もあり、増えるだけではないのですが、算数の概念を教えるには良い問題ですよね。和算にはこのほかにも、子どもが興味を持ちそうな名前のついた問題がいろいろあります。有名なのは鶴亀算です。そのほかに旅人算、カラス算、嫁入り、流水算、小町算、俵杉算、油わけ算、盗人、方陣、円陣、円、三角形などです。明治5年に明治政府が学制が発布すると同時に、諸外国に追いつくようにと和算が廃止され、専ら洋算を用いるようにと通達が出され、和算は珠算だけを残して教えなくなりました。今解こうとしても難しい問題もありますから、和算を考えた人たちはよほど頭脳明晰だったのだなと思います。鼠つながりの話でした。