広大無辺

【漢字】広大無辺
【読み】こうだいむへん
【意味】果てしなく広くて大きい。
【例文1】恋人と広大無辺の船旅に出る。
【例文2】広大無辺の大草原を走り回る。
【例文3】広大無辺の空の旅。

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広大無辺とは

広大無辺とは、とてつもなく広くて大きいさまや、どこまでも限りなく広々としているさまを言います。広大は広くて大きいこと、無辺は果てが無いことを表します。
ですから、太平洋のような大海原は広大無辺の典型的なものと言うことになります。豪華客船が広大無辺な大海原を進んで行くなどと使います。また、陸上でもサハラ砂漠などは広大無辺と言えるでしょう。日本には、この言葉に合う場所は海しかありません。しかし、世界にはぴったりの場所が沢山あります。アフリカの草原やアメリカの西部等です。
また自然に対してだけではなく、人間の生き方にも使います。あの人は広大無辺な人生を歩んでいるというようにも使います。一人の人間が、大きな事を成し遂げ、それを発展させたような人生が広大無辺といえるでしょう。例えば、松下幸之助などはそうなのでしょう。江戸幕府を開いた、徳川家康もしかりです。しかし、戦国武将達は広大無辺とは言いません。なぜなら、誰も偉業というほどのものを成し遂げていないからです。一人一人では、素晴らしいことを行っていますが、全て途中で終わっています。

人生とは「広大無辺」なもの

「広大」は読んで字の如し広くて大きいこと、「無辺」とは限りないことや果てしないことを意味する言葉です。「広大無辺」とは果てしなく大きいさま、または限りなく広々としているさまを指す言葉です。この言葉から連想できるのは宇宙くらいです。ビックバン以降広がり続けている宇宙はまさしく果てしなく大きく限りなく広々していることでしょう。人生にも同じことが言えます。確かに人はいつかは死んでしまいので人生には限りはありますがそれがいつなのかは誰にもわかりません。でも生きているあいだはいろいろな可能性がありどんどん広げていくことができるからです。間違えたらやり直すことも自分で決意して新しい人生を歩くこともできます。人生の選択によって無限に可能性は広げられるのです。性別や年齢・経験などでできることと、できないことを自分で決め枠を作ってしまっては自分の可能性をどんどん狭めてしまいそれ以上の広がりは持てません。いつも柔らかい気持ちで物事を受けとめ自分で自分に足枷をつけないことです。何歳になってもいろいろなことに興味を持ちワクワクする柔軟な気持ちを忘れずに過ごすことで人生を広げてくれるたくさんの素敵な出会いが待っているはずです。