右にならえ

【漢字】右にならえ
【読み】みぎにならえ
【意味】お手本となる人の真似をする。
【例文1】君たちも彼女の右にならいたまえ。
【例文2】先輩のまじめな練習を右にならえ。
【例文3】右にならえが教訓だ。

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右にならえの日本人。

①横隊の列などを整列させるときの号令
②他人のまねをしたり追随したりする

日常生活では後者の意味合いで使われることがほとんどだと思います。
とにかくまわりの人を見て、まねをしておけば問題ない、安心だとの考え方をする日本人は実に多いのではないでしょうか。
出るくいは打たれる、とのことわざどおり、日本では小学校の頃から、人と違ったことをする・物を身につけるなどすると、目ざとく見つけられていじめられます。すると、「個性を出すよりもまわりに合わせて目立たなくする方が無難」との考え方をするようになりますね。就職活動も一緒です。服装や髪型、メイクまでもみんなクローンのように同じです。「リクルートスーツ」なる就職活動用のスーツはもはや制服のように一定で、少し変わったデザインで個性を出すなどはありえません。それなのに、面接では一生懸命自己PRをして個性をださなくてはいけないわけです。今まで個性を殺す教育をされてきたのに、いきなり自己PRで個性をと言われても困ってしまう学生も多いのではないでしょうか。小学校の頃から教育方法を変えて、周りの目をおそれずに堂々と個性を出してわが道を行ってもいじめられない環境作りがされるといいなと思います。