夕立は馬の背を分ける

【漢字】夕立は馬の背を分ける
【読み】ゆうだちはうまのせをわける
【意味】夕立が馬の片身に降っても反対側の片身は濡れないというくらい、局地的な降り方をいう。
【例文1】雨が降ってきて慌てて洗濯物を入れようと帰宅したが、降った様子もなく夕立は馬の背を分ける。
【例文2】対向車の車が濡れている。夕立は馬の背を分けるだ。
【例文3】地下鉄を出たら雨が降っていて夕立は馬の背を分ける。

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夕立は馬の背を分けるなら、明確な境界線は存在するのか

全世界一斉に雨が降るわけが無いので、時刻を指定すれば雨が降っている地域と降っていない地域に分けられるはずです。
分けられるはずですが、夕立は馬の背を分けるという表現のままに分けられるものでしょうか。
馬の背中の右は濡れていない、左はびしょ濡れという状況をそのまま再現したいわけではありません。
不確定要素が多すぎる突然の豪雨、時刻・場所を正確に予測して境界線に馬を配置するのは無理が過ぎます。
偶然でもそのような写真が無いか検索したのですが、結果は馬のイラストが精一杯でした。
それでも局所的な集中豪雨が降るさまを遠距離から撮影している画像は見ることが出来ました。
局所的な集中豪雨の撮影とあったので、短時間で限定された範囲にだけ雨が降ったと推察されます。
雨が降っている側は灰色になって見通しが利かない状況になっていますが、建物一つ離れた場所は降っいない光景です。
人によっては5分前歩いていた場所は土砂降りになったけれど運よく難を逃れることが出来たかもしれません。
さすがにこれでは「降る可能性が高い」程度の警告しか出せないのも納得できます。
夕立は馬の背を分けるのは無理でも、道路の反対側が降っていない程度のことは起きそうです。