頭を捻る

【漢字】頭を捻る
【読み】あたまをひねる
【意味】あれこれと思いめぐらす。
【例文1】どうすれば親にスマホを買ってもらえるか頭を捻る。
【例文2】売り上げを上げるために頭を捻る。

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頭を捻ることでようやく出た解決策

半年ほど前から親戚の子を我が家で預かるようになりました。うちは夫婦二人で広めかつ二世帯住宅の一戸建てに住んでいますので、実際に生活を始めてみるとお互いプライベートスペースは確保出来ていますからすごく気楽です。預かっているのは高校生の男の子なのですが、まさに文武両道で賢く、良い高校に進学するために我が家にやってきたわけです。中学時代は生徒会長をこなしていて、まさにエリートな感じの子です。
とはいえ、彼がここにやってくるには相当頭を捻るような時間があったと言っていました。彼の親御さんは普通の家で、東京の学校に出すほどの余裕は無いとのことです。優秀なので奨学金やさまざまな制度を活用出来ますが、寮生活だと金銭的には厳しいと。そこで、彼自身すごく悩んだそうです。そのくらい行きたい高校だったんですよね。
そして、頭を捻ることでようやく出た解決策が我が家でした。うちは二人とも自営業なので、その手伝いをすることで何とか狭い部屋でいいので一つ貸してくれないのかということでした。驚くことに、私達の仕事を知って独学で練習したそうです。即戦力になるレベルでした。この情熱を買って今回の計画を了承したのですが、これだけ能力があるのに頭を捻らないと解決しないのですから、環境の違いは重要ですね。

上司のえこひいきに頭を捻る

わたしの部署の上長は基本、決まった人としか接しません。
飲み会はもちろんのこと、会話すら決まった人以外とはしません。
まあ別に困らないし、なにか話したいわけでもないし、全然今の状態に不満はありません。
仕事上の絡みもないし。
先日、わたしと同じ業務をしている同僚が退職することになり、課内で送別会をしました。
とても楽しくちょっと寂しい素敵な送別会でした。
が、その送別会とは別に上長の仕切りで部内の様々な課から自分のお気に入りだけに声をかけて送別会をしていたのです。
別にわたしは気に入られていないことはわかっていたけれど、あまりいい気持ちはしないものだと感じました。
誘われた人と誘われていない人にどのような差があるのか、なんだかとても寂しい気持ちになりました。
退職する同僚は、自分の課内の人が一人もいないことに疑問を持ちつつも、送別会を開いてくれたことには喜んでいるようでした。
退職する同僚が喜んでいたのでオールオッケーなのですが、誘われなかったその他の同僚は正直な話もやもやするし、上長のえこひいきに頭を捻る人もいました。
上長も人間なので好き嫌いがあるのは当然ですが、やはりえこひいきされない側はしんどいですよね。