邯鄲の夢

【漢字】邯鄲の夢
【読み】かんたんのゆめ
【意味】夢のような栄華だったり衰えたり人生はかないものである。
【例文】彼の人生は邯鄲の夢だ。

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邯鄲の夢に学ぶ人と比べることのばかばかしさ

邯鄲の夢という故事では、人の一生は飯炊きの合間のうたた寝で見る夢のように儚いということを述べています。
堅苦しいと思われがちな中国の故事ですが、私たちの生活に落とし込むと毎日をよりよく過ごすヒントが隠れています。
この邯鄲の夢からは、人と比べることのばかばかしさを感じ取ることができます。自分より美人な友達の人生も、自分より出世している同級生の人生も、そして自分の人生も皆同じように夢のように消えてしまう一瞬のものなのです。人と比べて辛くなるのは、自分の人生も他人の人生も重要視しすぎているからです。
壮大な自然や、地球、はたまた銀河系、宇宙の長い歴史を思えば、人生などチリや煙のようなものです。こっちのチリよりあっちのチリが良い、とイライラしているのはばからしいでしょう。それと同じで、自分と他人を比べるのは無意味なのです。
それでは邯鄲の夢は人生を軽視しているかと言えばそうではありません。容姿、資産、家柄などを比べて相手の方が良く思えても栄枯盛衰で一瞬のことなので、嫉妬して気に病む必要はないということを述べているのです。また、一瞬のことだから肩の力を抜いて毎日をごきげんに過ごしていこうとも読み取れます。