意に介さない

【漢字】意に介さない
【読み】いにかいさない
【意味】嫌な批判など気にしない。
【例文1】彼は無神経なので意に介さない様子だ。
【例文2】何にでも無頓着で意に介さない。

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評判を意に介さない定食屋

私の地元にはちょっと有名な定食屋があります。ボリュームがあって安くて、大学生がよく通うようなお店ですね。お金がない時にはつけ払いにさせてもらったり、中にはちょっとしたアルバイトをさせてもらったという学生さんもいます。私自身大学生の時には何度か通いました。怖い旦那さんと怖いおかみさん。でも、それは見た目だけ。マナーの悪い客を怒ったり店に入れないというのは、他のお客を守るためでもあります。今の言葉で言うとツンデレなのでしょうか、第一印象は怖いのですが、話してみるととても優しいご夫婦なのだと評判です。
このお二人の面白いところは、世間からの評判を全く意に介さないところです。自分達が正しいと思ったことをしています。ボリュームのありすぎる定食やお弁当に対してはメタボになるだの言ってくる人もいますし、マナー良く食べろという方向性に対しては難色を示す方もいます。
しかし、意に介さないのも当然のこと。なぜなら、特別なことを無理にやらせているわけではありません。狭いし置く場所が無いのでベビーカーの客はお断り、禁煙だから喫煙者もお断り。ボリュームがあることも書いているのに、何故か文句を付けて来る人がいます。そんなやかましい世の中において、見事に自分達を貫いていますよね。