借りてきた猫

【漢字】借りてきた猫
【読み】かりてきたねこ
【意味】普段と違っておとなしくしている様子。
【例文1】息子の彼女が挨拶に来た。活発で明るい子と聞いていたが、借りてきた猫状態だった。
【例文2】男性陣の前では借りてきた猫みたいだ。

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借りてきた猫

自分のパーソナルスペースであったり、仲間内で遊んだり、気心の知れた仲間とであればどんな自分もさらけ出すことができたり、少しくらい羽目を外しても良いかなと思うこともあるでしょう。けれども、知らない人の多い大多数の集まりにポツンと一人で行った場合に皆さんはどのような行動に出るでしょうか。知らない人とでもすぐに話せる人ならば隣の人に挨拶や自己紹介を簡単にして話を始めるかもしれません。知らない人と話すことは、自分の知らなかったことを知れるチャンスにもなるからです。大勢の場で社交的に話しかけることの出来る人ばかりてはなく、どうしたら良いか困ってしまい広いスペースの端の方に行ってしまう人もいるかもしれません。ただ、そのような人もいつもそうかと言うと、そうではなかったりします。身内の気心知れた仲間とであれば、ざっくばらんに笑って話せるけれども不特定多数の場では固まってしまうことがあるのです。つまり、借りてきた猫のように大人しくなってしまい、いつもと全く違った姿になってしまうのです。とかく日本人は借りてきた猫になりがちです。積極的に人との交流が持てるようにひごろから仲間だけでなく、様々な他人との接点を持っておくことが大切です。