体を張る

【漢字】体を張る
【読み】からだをはる
【意味】命がけで取り組む。
【例文1】体を張って家族を守る。
【例文2】体を張って芸をする。

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体を張る50代、男、出川哲朗

まさか出川哲朗さんがこんなに人気者になるとは思いませんでした。
元々体を張る芸をおもしろいと思ったことはなく、痛々しくて全く笑えないし、いじめられてるみたいで寧ろ不快でした。
でも、最近出川さんがある番組で「俺の夢はテレビで体を張っている時に死ぬこと」「俺の夢は体を張っていて可哀想に見えないおじいちゃんになること」だと話していたのを聞いてなんてすごい人なんだと、これが本物の芸人なんだと思いました。
出川さんは体を張ることで笑われていたのではなく、体を張ることで笑わせていたんだとやっと気付きました。
わたしの笑いのツボはやっぱり体を張る芸では笑えないけど、出川さんの人柄、プロ意識、またポンコツキャラは大好きだし、その発言から大ファンになりました。
もう体を張らなくてもたくさんの人を笑わせることができる出川さんだけど、今後もきっとずっと、死ぬまで出川さんは体を張るんだろうなと思います。
一つの芸を貫き通し、突き詰めるプロ意識、素晴らしいです。
ロケでどんなに失礼な人がいても全く嫌な顔をしません。こういう人たちのお陰でご飯が食べられるんだと言います。
出川さんがこんなに人気者になるなんて、世の中も捨てたもんじゃないなと思います。

体を張ることは勇気と覚悟が必要

体を張るという言葉は良く使われています。
身を投げ打ってまで行動をする様をいいます。
良くこの光景が見られるのはスポーツの世界ではないでしょうか。
例えば高校野球です。
甲子園の試合を勝ち上がり、決勝目前や決勝の試合においては、ピッチャーへの負担が一層高まりますが、試合後の選手へのインタビューでは、「腕がちぎれてしまってもいいから全力で投げました」という言葉を聞くたびに、胸が熱くなります。
また、プロ野球のペナントレースや、日本一がかかった試合ともなると、多少の怪我をしても全力でプレーをする選手もいます。
骨折していても、バッターとしてホームランを打つ選手もいますが、このような様子を見ると、この精神力はどこからきているのかが大変興味深いです。
一方で、痛ましい事故や事件が発生した場合に、親が子供を守るために体を張る光景もあります。
大変悲しい出来事ではありますが、親が子供を全力で守るのは当たり前のことですが、命がかかった時に果たしてどれくらい親が子供を守る事ができるかを考えさせられます。
それほど、体を張ることは勇気がいることですし、覚悟がないと到底できません。
体を張るということの大切さを改めて感じます。