白を切る

【漢字】白を切る
【読み】しらをきる
【意味】嘘をつき通す。知らないふりをする。
【例文】そんな顔は見たことないと白を切る。

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白を切るとは

知っている事に関して尋ねられても、知らないフリをする事を「白を切る」と言います。「あいつは自分が助かりたい一心で白を切った」や「弟の為に白を切る」など、自分又は大事な人・物が損なわれないが為に、悪い事と知りながら嘘の証言をしてしまうのです。「白」は「しら」と読み、知らないから来ている様で、白は当て字であるみたいです。つまり「知らないと言い切る」所から「白を切る」になったのではないでしょうか。時代劇や刑事モノのドラマでは、犯人やその身内・友人に至るまで様々な方法で白を切りますが、大概の場合に於いてそれは脆くも崩れて行きます。一応は嘘をついてみるものの、その罪悪感に耐えきれず本当の事を話してしまうというのが定石であります。白を切り通す為には、生半可な覚悟ではやり切れないという事になるのです。そこに一寸でも心に揺らぎが生じれば、忽ち嘘を貯めた心のダムが一気に崩壊してしまうのです。余程嘘をつき慣れた人でも、いざとなれば中々そう出来るものではありません。ましてやその嘘が一生を左右する程の嘘であれば尚更です。せいぜい「お供えのお菓子を食べたのに白を切る」位ならまだ許される余地も残っているでしょうが、誰かに危害を加えたとか金を騙し取ったとかになると、白を切り通すのも難しくなるというものです。