器用貧乏

【漢字】器用貧乏
【読み】きようびんぼう
【意味】器用であるがゆえ、あちこち手を出してひとつのことを極めずどれも中途半端で終わること。
【例文】執着心が薄いので器用貧乏で満足してしまう。

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器用貧乏とは

折角多才な素質がありながら、どれも生かし切れていない人の事を「器用貧乏」と言います。なまじ器用な事が災いし、どれもその人の武器に仕上がっていないのです。野球選手のバッターが速球も変化球も上手に打てる人がいてそれ自体は大した事なのですが、そのせいで打ちたい球種を一つに決め切れず凡打してしまうケースをたまに耳にします。そういう人は器用貧乏と呼ばれても仕方ありません。何でも卒なくこなすというのは、大変なスキルであると言えるのですが、それで結果が出せないのは残念な事であります。全体のバランスを考えてそういう人がいてくれると助かる時もありますが、得てして何かを成し遂げる中心にいるのは一点豪華型の人物なのです。万遍なくやれるのは良いとして、その中からいざという時の必殺技的な技術があれば向かう所敵無しと言えるでしょう。通常なら「芸は身を助ける」となる所が、助ける所か逆に足を引っ張る事になっているのです。特に勝負の世界では「どれも平均以上」より「一芸に秀でる」存在が重宝される事も少なくありません。何かしら誰にも負けない技術を一つ磨く事で成果を上げ易くなるのです。要は全てが秀でている所まで持って行ければ「器用貧乏」という不名誉な称号も返上出来る訳です。実際、体操という競技に於いては総合種目というのがあり、一人で6種目を演技しトータルの点数で順位を競うのですが、これこそ器用貧乏な方には一皮剥ける好機だと思います。