面と向かって

【漢字】面と向かって
【読み】めんとむかって
【意味】お互いに顔を合わせて。相手と向き合う。
【例文1】初デートで面と向かって食事するのは恥ずかしい。
【例文2】面と向かって語り合う。

面と向かってをテーマにした記事

面と向かっていないと言いたい放題です

人と言うのは人と面と向かっていると、自分の本心をなかなか話さないものです。
面と向かって本心を言う事で、人間関係に波風が立つ事を恐れているのです。
所が人と面と向かっていないと、人は本性をさらけ出す事になります。
あなたのそばにもいるかもしれませんが、その場にいない人の悪口を次から次へと言う人がいます。
その人の前では大人しくしているのに、その人がいない所では、声を大にして悪口をこれでもかと語り出すのです。
言っている方は気持ちがいいかもしれませんが、聞かされる方は良い気分などしないものです。
これがネット上だと、さらにひどくなります。
ネット上だと、自分の身元を明かさずに好きな事を言う事が出来ます。
ですから人と面と向かっている以上に、好き放題言う事ができるのです。
ブログや掲示板を見ていると、芸能人などの著名人の事を好き勝手書いているのを見かけます。
中には目を覆いたくなるような、悪口雑言だらけの文章も見かけます。
自分の身元が特定されないからと思い、安心して人の悪口を言っているのです。
若しこんな文章を書いている人が、本人と面と向かっていたとしたら、絶対にこんな事は言わないはずです。
ネットは人の本性の巣窟であり、人と言うのは人と面と向かっていないと、これほどまでに醜くなるものかと、まざまざと思い知らされます。

面と向かって話すのは力がいる。

仕事をしていると同僚との様々な関係があります。どこの会社でもそうですが、やるべき仕事は決まっていてそれをいかに上手く早くこなすか等、その人によって仕事スキルは異なるので、やり方も異なって来るでしょう。やり方がことなったとしても結果を出すための過程の中では様々な他人との課題に悩まされることもあります。仕事で悩みに当たったときに同僚であれば面と向かってその悩みを打ち明けることが出来るかもしれません。少しのことでも同僚であればきちんと話を聞いてくれると心のどこかに安心感があるからかもしれません。けれども、大きな課題があり自分だけでは解決できなくなったときに、ベテランの先輩であったり上司に相談することも必要です。その仕事上解決しないといけない内容について自分の意見が通るのか、なかなか上司には面と向かって言いにくかったりします。また、いまはゆとり世代と言われる社会人も多く他人とのコミュニケーションが苦手な人も多くいます。コミュニケーションが苦手な人が面と向かって誰かに相談しながらまた協力しながら仕事を続けていくのはかなりの労力が必要です。誰とでも上手くコミュニケーションがとれて円滑に仕事を進めていくためにも、日々の自分からの挨拶や笑顔を大切にしていくことが必要です。

面と向かって言えない事は全て悪口になる。

かなり温厚な性格の我が夫が良く言う言葉に「面と向かって言えない事は全て悪口になる」というのがあります。私が、というよりも普通の女性ならばある程度は噂ばなしなどが好きだと思うのですが、私が夫に「お隣の奥さんってさあ、最近すごい太ったよねえ」とでもいおうものなら、すぐに「それ、面と向かって言える?言えなかったら悪口になるから、言うのをやめて」と言われてしまいます。小学2年生の息子が「今日学校でね、誰々がすごい変な服を着てきたんだよ」というのを聞いて、私なら「へえーどんな服?派手だったの?」などと会話が続くのですが、夫だと「変な服とかいうのは悪口だよ、やめなさい」となるわけです。そういわれてみると、夫は滅多な事で他人の話をしない人で、したとしても事実や出来事のみで、感想的な事もあまり言いません。別に無感情とか口数が少ないというわけではなく、普通に明るい人なのですが、その部分はかなり徹底しているので、一度聞いてみたら、亡くなったお義父さんが良く言っていたんだそう。きっちり受け継がれているのを知って感動してしまいました。確かに私はすぐに人の容姿や行動をネタにする事が多いので、改めないといけないなと気にするようにしています。