雨垂れ石を穿つ

【漢字】雨垂れ石を穿つ
【読み】あまだれいしをうがつ
【意味】軒下から垂れる雨でも長い間同じ所に落ち続ければ硬い石でも穴があくたとえで、どんなに小さな事でも根気よく続ければいつかは達成できる。
【例文】雨垂れ石を穿つで休日に2年かけて一人でログハウスを建てた。

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雨垂れ石を穿つことをやってのけた脱獄王

数年前にテレビで見たのですが、海外の刑務所の独房で服役していた受刑者が、食事のときに出させるみそ汁だけは飲まないでいました。残すわけでもなく食事が終わったときは、お椀の中は空になっています。当然見張り役はみそ汁を飲んだのだろうと思って警戒はしていなかったようです。この受刑者は独房で何を考えていたかというと、毎日脱走することをずっと思っていたようです。みそ汁には塩分が含まれているので鉄格子を腐らせようと企んでいました。口にみそ汁を含んでは鉄格子に毎回ぶっかけていきました。数ヶ月程度では鉄は腐ることはありませんが、何年も続けていくと少しずつ脆くなってきます。独房に入っていたのが何年にも渡っていたので、ひたすらみそ汁を同じ場所にかけ続けていました。そんなある日、独房にいたはずの受刑者が鉄格子を折って脱走してしまったのです。警備をしていた見張りが慌てて探しにいき、ようやく捕まえたときに受刑者から話を聞いたら、雨垂れ石を穿つかのごとく鉄格子にみそ汁をかけていたことが発覚したのです。脱獄王と呼ばれて有名になりましたが、ひとつの事を根気よく続けていくと雨垂れ石を穿つことができるんだなと感心しました。